今日は、このドライブの中で最も距離を走る日です。
朝起きたら、やっぱり昨日調子に乗って飲み過ぎて、少し二日酔い気味でした。

朝食は少ない目にしましたが、それでも、ちゃんとハギスも食べました。

泊まった『Acharacle』のあたりは、日本ではあまり知られていない場所です。
ここは、スコットランドでは珍しく、緑溢れる場所で、多くのスコットランド人が夏に観光に来る場所らしいです。近くに、『Castle Tioram』があります。神秘的な湖です。
  

昨日とうってかわりとても良いお天気、美しい森の中の道をドライブするのは、とても気持ちが良かったです。

ハリーポッターの映画のロケ地として有名になった、Glenfinnan に行きました。
グレンフィナン高架橋(Glenfinnan Viaduct)がビジターセンターから見ることができます。
この橋は、最古の鉄筋コンクリート橋で、美しい姿で有名です。


実は、この時、橋を見た後、帰ろうとすると、観光バスの運転手のおばさんが『あと、10分よ』と声をかけてくれました。
『10分?』私ちは、レンタカーだし、何の時間だろうと思っていたら・・・
あと、10分で蒸気機関車が来ると教えてくれていたのです。(ラッキー)
ぜんぜん知らずにジャストのタイミングで、この場所に来ていたのです。

この蒸気機関車は、ウエスト・ハイランド鉄道、ジャコバイト号と言います。
フォート・ウイリアムとマイレグを1日1往復しています。

 
そのあと、Loch Shieを見渡せる、モニュメントに登りました。
狭い長い螺旋階段を上がると・・・湖が見渡せます。
 
少し天気が悪かったので残念でしたがすばらしい景色でした。

このモニュメントは、『チャールズ・エドワード・スチュアート』の像が立つ ています。
ナショナルトラストが管理し、ビジターセンターがあり、ここで軽い食事もできます。

歴史資料館もあります、スコットランドの歴史の中で、とても重要な「ジャコバイト」について詳しく説明されています。

ここから、一気にフォート・ウイリアム(Fort William)に向けて、湖の岸をドライブしました。

しばらく走ると、道が大きな交差点にぶつかり、右に曲がろうとしたとき、まさに目の前に『ベン・ネイビス蒸留所』がありました。

 

とても大きな蒸留所でした。そして、建物の後ろには、スコットランドを代表する『ベン・ネイビス山』を仰ぐことができます。
ベン・ネイビス蒸留所は、現在日本の、ニッカ(アサヒビール)の所有です。

フォート・ウイリアムの市街地の駐車場に車を止め、町を散策することにしました。
町は、登山客のための町といった感じで、スポーツ店などがあり、観光客も多くとても活気がありました。
 

 

昼食は、テイクアウェーで、スープとサンドイッチなどを買い込み、車で見晴らしの良いところを探して食べました。

  

ここから、海岸を離れ、A82を東へ、パース(Perth)をめざします。

この場所は、スコットランドのアルプスと呼ばれている『グレンコー』、美しい峡谷です。
  
  
   天気はめまぐるしく変わりました。
途中に、スコットランドでは珍しい、スキー場がありました。
この道のドライブは最高でした。

A85に移り、クリフ(Crieff)に着きました。
この町には、グレンタレット蒸留所があります。
  

1775年創業のスコットランド最古の蒸留所と言われています。
仕込みには、タレット川の水を使用しています。

また、この蒸留所にいたウィスキーキャットの『タウザー』は、約24年も生きた長寿猫で、その間ねずみを28,899匹捕まえたということでギネスブックに載ったことがあるそうです。
これはタウザーの像です。


グレンタレット蒸留所には、、現在、「フェイマスグラウス・エクスペリエンス」というビジターがあります。
入り口には国鳥である雷鳥を示す、ブレンディドウイスキーの「ザ フェイマス グラウス」、そのモニュメントがありました。


    

ここのレストランの料理は、とてもおいしいそうです。
(残念ながら時間が合わず食べれませんでした)

今日の泊まりはここからほど近い『パース(Perth)』です。

昨晩のパブで『どこに行くのか?』と聞かれ、『パース』と答えると、『パースって何処?』と言われ、何度か『パース』と言い続けていると・・・『ああ、ペァースね』

つまり、発音が『パース』ではないんです。『ペァース』に近かったと思います。

パースは、大きな町でした。B&Bは、町の東南のはずれの大きな公園のそばにありました。
Terraced house (テラスド・ハウス)、言うならば、でかい長屋ですね。
区画の端から端までがひとつの建物です。

  

B&Bの鍵のシステムは、どこも同じなので必ず、2本の鍵が付いています。
1本はもちろん部屋用なのですが、もう1本は玄関の鍵です。
夜遅くになっても、自由に変えれるようにということで、とても良いシステムです。



夕方の町を散策しました。
                   
Kinnaird Guest House
Perth 
Perthshire 
PH2 8AH 
Tel 44(0) 1738 628021 
Fax 44(0) 1738 444056 
E-mail: info@kinnaird-guesthouse.co.uk 

今日は、スコットランド最後の夜なのでパブに行きたいということになり、街をうろうろとしましたが、思ったよりはパブは少ない印象でした。
駅に行ったのですが、どうも多くの人が郊外から通勤しているような感じがしました。

それでも、2軒のぞきました。
 
最初に入ったパブは、真ん中に大きなカウンター、それを取り囲むようにお客が立って飲むスタイルで、周りにテーブルがありました。

 
もう1軒は、くだけた感じで、変な人形の飾りがあり、テレビがあり、スポーツパブにもなるかもしれない造りでした。
ただ、どうも町全体に活気がなかったような気がします。

それと残念ながらどちらのパブも、食事のできる店ではなかったので、またしても途中にあったテイクアウェイの店で何か買うことにしました。
 
まよった挙げ句になんと『中華料理屋』を見つけたので、そこで買って帰りました。
メニューは豊富で、味もとてもおいしかったです。


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