今日は、もうアイラ島とお別れの日。
今回の旅行では、インナー・フェブリディズ諸島を中心とした、まだ行ったことのない場所を訪ねるというのが目的だったので、どうしてもアイラ島の滞在時間は短くなってしまい残念でした。

まず、朝起きて食事の後、クリスティンのお家を訪ねました。
  

彼女の家は、ボウモアの町のラウンドチャーチのそばにあります。
   

彼女は今は、猫の『スシ(Sushi)』と一緒に暮らしています。可愛いクロネコです。
この猫は、ボウモア蒸留所の前の猫(スモーキー)が死んだので、新しく飼う予定だったのですが、あまりに小さいことと、最近の流れで蒸留所では猫を飼うことをやめたようで、彼女が引き取りました。

                      
この暖炉は最近スコットランドで流行っている飾り。                 彼女のデスクです。
本物ではありません。まるで本物のような炎の動きをします。

彼女とひととき歓談し、お別れの挨拶をしたあと、アイラ島をドライブすることにしました。

まず、ブリッジェンドに行きました。
ここは、アイラ島の交通の要衝です。ここを通らずに島の東西に行くことはできません。

オイスター・ファームへ行ったのですが、残念ながら閉まっていました。

この場所は、ちょうどロッホ・ガナート(Loch Gruinart)の入り口に位置します。
        
緑の範囲が干潟です。
 ロッホ・ガナート(Loch Gruinart)は、湖ではなく干潟です。
地図では『海』の表示になっていますが、衛星写真で見れば、土があるのがはっきりわかります。ここは、まさに、野鳥の天国です。

 
ここには、ビジターセンターがあります。
この施設を運営している会の、正式な名称は、
『The Royal Society for the Protection of Birds』(英国鳥類保護協会)
略称RSPBです。

湖に近づいた場所に、「ハイド」と呼ばれる野鳥観察小屋があります。
     
ハイドの外観      内部                 野鳥カード

せっかくなのでロッホ・ガナートに沿って、北へドライブしてみました。 
 

 

羊しかいない、ほんとうにゆったりした風景でした。

ブリッジェンドに戻り、ガソリンスタンドとショップがありましたので、車にガソリン、私達はサンドイッチとりんご、それにジンジャ・ビアーを買いました。
 日本で言うコンビニです。とってもお世話になりました。

ジンジャ・ビアーとは、ジンジャ・エールの甘くない飲み物、もちろんノン・アルコールです。
 
ガソリンは、基本的にはセルフです。給油後、ショップでメーターを見てお金を払います。
そばにある、織物工場(ウールン・ミル)を訪ね。アイラの川らしい茶色をした小川を眺めました。
  

そこから、ポート・アスカイグへ向かう道を走り、途中のロッポ・フィンラガンLoch Finlaggan)へ立ち寄りました。ここは、マクドナルド家が周囲の島を統治していたとき本拠としていた場所です。ビジターセンターがあります。

 

湖の真ん中に遺跡がありました。なんとも神秘的な場所でした。
 
遊歩道への入り口

まだ、フェリーの時間まで間があったので、ブナハーブン蒸留所へ行ってみることにしました。
途中、なだらかな山越えで、ジュラ島が本当に美しく眺めることができました。
 
ジュラ島の山は印象的な形です。

 
ブナハーブン蒸留所です。

来た道を戻り、ポート・アスカイグへ着きました。

 
ユニークなデザイン                    ジュラ島間のフェリー

手前がジュラ島への船、左が私達が乗った船です

フェリーで、ケナグレーグへ戻ります。ついに、アイラ島とお別れの時です。



ケナグレーグに着いて、そこからオーバン(Oban)までは一気に走りました。
オーバンの町は、とても大きい港町で、しかも坂のある町で、予約してあったB&Bになかなかたどり着きませんでした。
その理由は、用意した地図が、人間しか歩けない、車の通れない道が、普通の道のように書かれていたからでした。(そりゃ迷うさ)
   
道に迷っているときに見つけた、ハーバー・インとオーパン蒸留所です。
 
オーバン蒸留所は、本当に市街地の真ん中にありました。

        
もう、レストランで食事をするのも邪魔くさくなり、『テイクアウェイ(Take away)』つまり、米語では、テイクアウトの店で、フィッシュアンドチップスとスモークソーセージ、スープを買って宿に帰りました。

ところがこの、フィッシュアンドチップスが、とんでもなくおいしいかったです。
夜の町に人通りが少なかったのですが、この店だけは人が一杯だったので、選んだのですが、大正解!
もちろん、注文を受けてから揚げてくれます。ジャガイモもいままでで一番おいしかったです。
これで味をしめ、この後、テイクアウェイでの食事を楽しみました。

ビールはパブで飲むものですが、こういう風にテイクアウェイした場合は、酒屋で買うしかありません。スコットランドの酒屋は、『ワイン・ショップ』という看板を出しています。



Roseneath Guest House
Dalriach Road,
Oban, Argyll,
PA34 5EQ

Telephone: +44 (0)1631 562929 
Fax: +44 (0)1631 567218
Email: info@roseneathoban.com 


トップへ
戻る


inserted by FC2 system